少年はそこにいた

赤い太陽に染められて

踏み出した足は動かぬままで

髪を風になぶられて




どうしてだろう

どうして明日は来るのだろう

どうして日は沈むのだろう

どうして僕はここにいるのだろう

どうして君はここにいないの




伸ばした手は届かぬままで

流れた涙は地に落ちて




僕等は迷っていたのだろう

迷ったままで間違って

償う術すら知ることはなく

また明日は陽が昇る




知っていたよね

終わっていたこと

泣いていたよね

全てを悟って




どれだけ僕が終わっても

世界はまた明日へ進む




だから少年は手を振った

決して終わらぬ未来へと

そして二度と戻らぬ君へと




また明日、世界の中で会いましょう




また明日